明日香の石舞台(蘇我馬子之墓)の石って!飛鳥石という。

2019年7月13日

こんにちは!石昭石材店の代表 杉田です。ここのところ梅雨らしい天候が続いていて、曇りまたは雨の天候になっています。

道端にきれいなカタツムリを見かけました。雨降りのあとで気持ちよさそうにニュルニュルと歩いて?いました。我が地でも、田植えが終わり水田風景が緑美しく広がっています。

そんな中、まほろばの街、明日香で飛鳥石の探索に参りました。

風景に溶け込んだ飛鳥石。

周辺の家屋や田畑の石積みも飛鳥石で出来ています。

中央の黒玉斑点の多い石は「飛鳥石」の特徴です。

白筋も「飛鳥石」の特徴。

黒玉斑点や白筋を持った飛鳥石。今までも豪州キャンベラ奈良公園のモニュメントや某大学の記念碑、橿原市今井町環濠跡にも飛鳥石を使用いたしましたが、この度は神社に「厄割石」としておさめることとなりました。「厄割石」とは、素焼きで球体に作られた厄玉を厄割石に投げて、厄払いをおこなうものです。1つの石で600㎏のどっしりした飛鳥石!長い歴史を刻んでいく貴重な石として祭られていくと思います。