京都市内の大本山で自然石を用いた納骨堂を作らせていただきました。

2022年3月1日

ご無沙汰をして、失礼いたしました。興奮の北京オリンピックも終わり、余韻に浸りたい気持ちもそこそこに、ロシアのウクライナ侵攻で、一気に平和ムードが打ち消された2月でした。コロナ感染状況も高止まりで、トイレットペーパーやガソリン、インスタントラーメンなどありとあらゆる物価が上昇し、先行き不安が高まる中、花粉やPM2.5までもやってくる3月となりました。本来ならもっともっと良い季節であったはずなのですが!そんな中、非常にありがたいことにたくさんのご注文をいただき、お仕事のできることに感謝しています。みなさまのご期待に応えるように自分たちの出来る事を一生懸命頑張ること、お客様にご満足いただけることを実現すること肝に銘じ仕事させていただきます!

 さて、本日は京都市内での納骨堂の現場をご紹介いたします。周辺には金閣寺や北野天満宮をはじめ多くの名刹があるところです。私達にこのような機会を与えて頂き光栄なことです。この納骨堂は、自然石そのままに、仏石、花立、水受けを製作しました。納骨堂の底部は土に返すようにしています。

入り口前で工場長に撮影していただきました。

電線も無く、寺内はとてもパワーを感じるところです。

土塀前のスペースが納骨堂の設置位置です。

深さ80㎝掘削して、基礎を造りました。

石板で四方を囲み、納骨堂の壁としました。

納骨堂を上から撮影しました。底部は通し土を敷き、お骨が土に還るようにしています。

天板と入り口フタを取付けました。

納骨堂ができましたので、残りは仏石などを設置します。

自然石に水受けを加工しました。

出来上がりました。

自然石に貫通穴を開け、お花立てとしました。自然石を利用した石造物をよく手掛けていますが、石の感じ、重量感、何とも言えない良さがありますね!