奈良市内でお墓の新設工事完成いたしました。愛媛県産大島石の特級の石碑は青々しい輝きが特徴です。

2020年11月15日 皆様こんにちは!石昭石材店の杉田です。ここ最近のブログご挨拶ではずっと秋の好天のご挨拶となっていますが、本日も特に良いお天気で、行楽日和そのものです。まずは最初に昨日は何の日かご存知でしたか?そう!11月14日は「いい石」の日(石の日)だったのです。私どもは、石に関する仕事をさせていただいていますので「石」に感謝する日でしたね!石は世界各国に存在する、人にとってもっとも身近な資源です。しかも全て天然ものが基本。人為的に作られる人工大理石等一部例外はありますが大半は天然素材です。地球がつくってくれた貴重な「石」、大切にしていきたいものです。さて、本日は奈良市における新設のお墓工事完成のご紹介です。お墓の基礎工事はすでに出来上がっていますので、今日はその基礎に石材を取り付け施工する様子をご覧頂きます。


キッチリと、頑強な基礎ができています。何度もこの状態はご覧頂いていますので皆様はすでにご承知の事でしょう。右上中央よりの四角い穴がお骨を納める納骨室です。その他の丸い穴は排水と空気の通過を作用するものです。この丸い穴から墓地内の水が排水されて墓石に水が吸水されないようにしています。(墓石の変色を抑える仕組みです)


納骨室は御影石でつくられたものと大理石でつくられたものがあり、お施主様と打ち合わせで決めさせていただいています。


石碑の取り付け位置を図面に基づき配置します。


取付位置の再確認をしています。


横からも、前からも、左右前後、水平垂直ともに確認します。


現場責任者の浅井は本当にきめ細やかに仕事を進めてくれています。


写真には、ほとんど浅井1人が写っていますが、もちろん一人で作業ができませんので(カメラマン)私どもの「石職人の大ベテラン」出口工場長もいます!(少し余計なことを説明しました。すみません)


こちらは霊標(法名碑)の板状の石材を取り付けています。


こちらは、目地コーキングを施すためのマスキングテープを貼っているところです。


免震工法の「ゲル」を取り付けています。私どもの石碑は全て免震構造で施工しています。


こちらは、石碑手前の飛石のような部材(拝石と言います)を取り付けています。


モルタル(セメント材と砂と水を混ぜ合わせたもので時間が経つと硬化します)で固定接着します。


お花立てを取り付けています。


花立て前にロウソク立てを取り付けています。


部材ごとにマスキング貼り、目地コーキングをしていきます。


目地コーキングは素早くヘラで平滑に押さえます。


最終チェックは入念に!


竣工の立会いにお忙しい中お施主様に来ていただきました。


お施主様との立ち合いを終え、無事に完成です。


スッキリとした立派なお墓が出来上がりました。皆様ありがとうございました。お疲れ様、ご苦労様でした。